国際学部、国際コース復活!
内容:国際学部(大学)、国際学科・コース(高等学校)の人気復活!
大学も高等学校も、国際と名のつく学部・学科・コースの人気が戻ってきた。
昨今の社会情勢を反映してのことだろうか。学校を選ぶ生徒・保護者の目に変化が起こっている。
しかしひとえに国際といっても、学校によってその目的や内容は様々だ。
なるほどと思うビジョンやカリキュラムを掲げる学校もあるが、オヤッと思わざるを得ない学校もある。
国際教育の基本を、語学力の習得と異文化体験・国際交流に置くところが大半であるが、昨今の円安や物価高をはじめとする経済事情から、生徒が海外で学び、体験する機会を作るのは容易ではない。1~2週間の海外研修でも、相当な費用がかかるため、参加を希望者のみとするところが多い。
海外で学び、体験するチャンスが与えられないとすれば、どうするのか。
国内でのプログラムを充実させる必要があるが、これも容易なことではない。
様々な制約に即座に直面する。
だが工夫は必要だ。海外に出る機会に恵まれない生徒たちに、何を、どのように
して学んでもらうのか、運営サイドが大いに知恵を絞らなくてはいけない。