学校での水泳授業は減少
水難から命を守るためのアメリカの取り組み:NDPAとCAPが果たす役割
教育現場での水泳の授業は減少傾向にあるという。背景には教員育成の課題や教職離れ、プールの維持管理などの問題などがあると見られる。一方で、毎年夏の休暇期間を中心に、海や川での水難事故は後を絶たない。将来を担う子供や若者たちの命が奪われている。
アメリカには、National Drowning Prevention Alliance (NDPA)という非営利団体がる。幼児から高齢者まで、幅広い層を対象に啓蒙運動や指導プログラムを展開している。特徴のひとつは、「#FirstSport」。 「野球やサッカーより早く始めるスポーツ」として、水泳の大切さを子供たちや保護者に訴えている。距離やスピードを競う競泳とは異なり、「Water Competency」、「水の中で命を守る」スキルの大切さを唱えている。
また同国には「CAP」、「Children Are People Too」というプログラムも存在する。こちらは、「服を着たまま水に落ちた場合の自己救助法」を指導するプログラムだ。学校を卒業すると、水難から命を守るプログラムに触れる機会は、ほとんどと 言って程無くなってしまう。教育現場での指導は続けてほしいと願う。

